グループソロキャンにも良き。毛呂山町ゆずの里オートキャンプ場

アウトドアフィールド

今回紹介するフィールドは、埼玉県は毛呂山町にある毛呂山町ゆずの里オートキャンプ場です。
訪れたのは2021年10月3〜4日です。天気は快晴!絶好のキャンプ日和です。

今回、友人でありさすらいのラーメン職人SHIROHEBIさんが僕と同じ3輪原付バイク「ジャイロX」を購入。

ソロキャンプ始めたいんです、makisang連れてってよ

あほんと?じゃあ今度の日月で行く?

あ、行きます!

ということでソロキャンプ指南をするべく、地元・所沢市からもアクセス良好で設備も整っていてキャンプ初心者が楽しくキャンプできそうなこちらのキャンプ場を選びました。友人のシゲちゃんも加わり、アラフィフ3人で初の「グループソロキャン」にチャレンジ。

「毛呂山町ゆずの里キャンプ場」ってどんなキャンプ場?

埼玉県の毛呂山町という街にあるこちらのキャンプ場は、高速道路を使えば都心からでもわずか1時間程度で到着してしまうアクセス良好なキャンプ場。

僕らは同じ埼玉県内からのアクセスであることと、原付バイクでのアクセスだったので高速道路は使わずにキャンプ場に向かいます。

キャンプ場付近に着くまでは、埼玉県といえども国道沿いは飲食店やスーパーなどもたくさんあるので、特に自然を感じる様な雰囲気もなく地方特有の便利そうな街の風景が拡がっています。

JR毛呂駅を過ぎたあたりから急に景色が変わって里山の風景が拡がり、少しの間気持ちの良いツーリングをしてキャンプ場に着くとこんな素敵な風景が。

キャンプ場の風景

目の前の川では、ファミリーが水遊びを楽しんでいました。大きな川ではありませんが、子どもたちが水遊びをするには充分な大きさの川です。

キャンプ場の風景

僕らアラフィフのおっさんがきゃっきゃしながら遊ぶのは、ビジュアル的にNGな気がしたのでやめておきました。

このキャンプ場はアクセス良好であることと、炊事場(お湯が出ます!)・トイレ・シャワー室・乾燥機付き洗濯機(2022/02/26現在コロナ対策で現在使用不可)・サイトにAC電源付き(一部ないところもあります)などなど、設備がかなり整っていることもあり、キャンプ好きな友人たちに話を聞いても

アクセスがいいから気が向いた時にぷらっといくのに最高!(30代独身男性)
子どもが小さい時にキャンプの練習しに行ったよ(50代ママさん)
電源使えるから寒い時も快適に過ごせるから好きなんだよね(40代パパさん)

などの声があり、幅広い層に人気がある様子が伺えます。
僕らが行った日も、ファミリーグループ・ご年配のベテラングループ・カップル・ソロキャンパーと様々なキャンパーがいらっしゃいましたね。

キャンプ場基本情報

住所埼玉県入間郡毛呂山町大字滝ノ入585
お問合わせ先049-294-8812
アクセス〔車の場合〕
・首都圏中央連絡自動車道県央鶴ヶ島インターより約25分
 ・関越自動車道鶴ヶ島インターより約30分
 ・関越自動車道坂戸西スマートインターより約30分
〔電車の場合〕
 ・JR八高線八王子駅より毛呂駅まで約60分(高麗川駅乗り換え)
 ・東武東上線池袋駅より東毛呂駅まで約60分(坂戸駅越生線乗り換え)

チェックイン12:00〜17:00(平日は〜19:00まで延長)
チェックアウト11:00
入場料
駐車料
サイト利用料に含む
1台目はサイト利用料に含む。2台目以降は1台¥500
サイト料金ソロサイト/¥3,000〜¥6,000(一部ACなし) 4サイト
ドッグランサイト/¥12,000(ACあり)    1サイト
区画サイト/¥6,000(ACあり)         18サイト
砂利サイト/¥5,000(ACあり)         25サイト
※全てのサイトでペット同伴OK!
場内設備〔管理棟(9〜17時)〕
 売店(9時~20時)、ゴミステーション、炭捨て場
〔サニタリー棟(24時間)〕
 炊事場、水洗トイレ、シャワー室(10分200円/12~19時半)
 ※凍結防止のため、冬季期間のシャワー室のご利用は不可となります。

キャンプ場使用にあたってのルールやレンタル料金などの詳細・現在の最新情報、サイトの予約などについては、公式HPが無いようなので「キャンプ場検索・予約サイトなっぷ」でご確認ください

キャンプ場検索・予約サイトなっぷ

トイレや炊事場などは綺麗に管理されていて、気持ちよく使うことができます。

以前から好評だった無料の乾燥機付き洗濯機については、コロナが蔓延している状況のため使用ができなくなっており、再開の目処も立っていないとのことでした(2022/02/26現在)

僕らが訪れた2021年10月当時はなかったと思うんですが、いつの間にかソロキャン用サイトが誕生していました!これは嬉しいですね!

ソロサイト情報

引用:なっぷ

キャンプ場入ってすぐにある管理棟の横には売店があります。消耗品や薪・炭などもこちらで購入することができます。結構色々買えます。バイクや自転車キャンパーはあまり荷物増やしたくないので、現地調達できるものが多いのは嬉しいですよね!

また、ご当地土産や地場産のこだわり食品、キャンプ場のオリジナルグッズなども買うことができます。makisangは設営が終わった後、オリジナルのシェラカップと気になっていたコレを♥

シェラカップ

桂木ゆずエール

この地域の特産である桂木ゆずを使ったご当地ペールエールです。
地元特産の桂木ゆずの爽やかさが活きたスッキリ美味しいビールでした。
ビール好きのみなさんは是非ともご賞味くださいませ〜

今回泊まった「砂利サイト」の紹介です

数あるサイトの中から我々が選んだのは砂利サイト19番。管理棟からは一番遠いサイトですが、バイク・車で乗り入れられるため問題なしです。

価格も安い(今は¥5,000だけど2021/10当時は確か¥4,200)のにAC電源付き。今回は3人で割り勘なので、一人あたま¥1,400。
お安い!お安すぎるかもしれません!

砂利サイト・区画サイト共に、サイズは大体10m X 9m。(それぞれ微妙に大きかったり小さかったりするので詳細は予約時に予約サイトでご確認ください)

 

各キャンプサイトへのバイクの乗り入れ台数ですが、スタッフさんに確認をしたところ自己判断で決めてOKとのこと!これは嬉しい!

僕たちは原付バイク2台、中型の250ccのバイクを1台敷地内に駐車して、テント3張りで中心に焚き火台を置いて取り囲むようなレイアウトでグループソロキャンを楽しみました。

この日は翌日が月曜日ということもあり割と空いていたため、隣のサイト(というか向こう3サイトくらい)には誰もいなかったので、周りを気にする必要もなく悠々とくつろぐことができました。

キャンプ初心者のSHIROHEBIさんもルンルン気分が溢れてます。

テントを張る人物

浮かれてる感ありありの赤い帽子

きちんと整地されているのでテントも張りやすいし、寝る時(makisangの場合はインフレーターマット+化繊の寝袋)にも凸凹を感じないので、気持ちよく寝ることができました。

当日は気持ちの良い秋晴れでしたが、文字通り砂利の敷き詰められたサイトなので雨が降っても水はけがいいと予想されるので、その点でも優秀なサイトだと思います。

自分は鋳鉄製の頑丈なペグを使用しているので入りづらいということはありませんでしたが、テント購入時などについてくる細いペグはちょっと心配。せめてV字のアルミ製ペグくらいは用意したいところ。

お初の「ソログループキャンプ」を楽しむ

この日は最初にお伝えした通り、ソロキャンエントリー志願者のSHIROHEBIさんと、写真にはないのですが地元の友人でバイク乗りのシゲちゃんというやはりアラフィフのおっさんとの3人で「ソログループキャンプ」となりました。初めての経験です。

「ソログループキャンプ」とはソログル、ソログルキャンとも呼ばれ、それぞれがソロキャンプの装備をして、現地で仲間と合流する楽しみ方です。カエライフより引用)

バイクmakisang号。通称「ジャイコ」

バイクSHIROHEBI号。名はまだない。

シゲちゃん号は写真失念しました。後から現地での合流となりました。

合流ののち、旨い店で昼メシ食べようとバイクでウロウロしたものの。

SHIROHEBI

中々店ないすね。

makisang
だねー。。

シゲ
いやもうスーパーでなんか買って
早くキャンプ場戻って酒飲みましょ!

という流れで酒飲みオヤジ3人、結果満場一致でシゲ案に乗り、それぞれ好きなものを近所のスーパーで昼食と夜の宴のつまみなどを買うことに。

ここのキャンプ場は街が近いため、車やバイクがあれば10分程度でスーパーや野菜直売所に行けるので買い物には困りません。
薪や炭なども買えるホームセンターなどもあります。車であればこちらで薪や炭をゲットしてもいいかもですね。

食事風景

私makisangは、シースー(700円くらいの詰め合わせ系と鯖寿司。鯖LOVE)と柿ピー。力抜けるとこは抜いちゃう。これぞmakisang流お気楽ソロキャンスタイル。
これに合せて、先ほどの桂木ゆずエールや諸々買ってきたお酒を早々に飲み始めます。

すっかり気持ち良くなって、結局このまま夜が更けるまでゆるゆると焚き火を囲みながら、肉焼いてみたり、米炊いてみたり、自由な時間を過ごしましたw

キャンプ場に行く途中にある小さな直売所、毛呂山レインボーパーク直売所にも寄ったのですが、その際に直売所のおばちゃんにオススメされたこちら

桂木ゆず味噌

地元の名産「桂木ゆず」を使ったゆず味噌。これ、メッチャ旨かった!

この時に直売所に売っていた「谷中しょうが」につけて食べたら美味しいよ!ということで谷中もゲットして食べましたが、ゆず味噌の絶妙な甘さの中に桂木ゆずの香りしっかり感じられる最高の出来。それにまたちょい辛味のある谷中を合せた時の旨さったらもう。

完全に人に勧めたくなる美味しさです。

3人とも「うまいうまい!」とあっという間に無くなっちゃった。。もっと買っておけばよかったと深く後悔。

翌日買いに行こうと思ったら、こちら日曜日のみの開店でした。
正直これを買うためだけに行っても良いと思えるくらい美味しいです。絶対に買いましょう。

みんながそれぞれ買ってきた食材を適当にシェアしつつ(これはグループのいいところですね)、飲んで、食べて、笑って、また飲んで。無限ループのうちに眠気に襲われテントの中へ。

テント

気がついたらいつの間にかおてんとさんおはようさん!
カマキリ君もおはようさん。
いろんなムシ君たちがおはようの挨拶に(嫌いな人はごめんなさい。昆虫大好きです!)

ポールにしがみつくカマキリ

テントにしがみつくバッタ

個性的な蛾

1泊2日のグループソロキャンを楽しんだアラフィフ3人は、朝食のカップラーメンなどを食べ、各々片付けを終えて、仕事や観光(と言ってもこの辺りにはそんなにありません)に散りました。

観光は出雲伊波比神

出雲伊波比神

makisangは特に予定もなかったので、流鏑馬(やぶさめ)で有名だという出雲伊波比神社に寄りました。神社好きなんです。

やぶさめとは
疾走する馬に乗りながら鏑矢(かぶらや)で的(まと)を射る、技術であり儀式であり競技である。 引用:Wikipediaより

こちらの神社では、流鏑馬は年に2回開催されるそうです。
3月と11月に開催されるとのことです。

それほど大きな神社ではないので、あっという間に周り終わってしまいましたが、天気が良かったこともあり、気持ちの良い時間が過ごせました。

狛犬の下で寝る猫

狛犬さんの足下でノラ猫さんも気持ちよさそう。

 

短い時間でしたが楽しい時間を過ごせて、満足感の高い旅となりました。
自宅からのアクセスも良いので、また訪れたいキャンプ場です。

キャンプ場の特徴をまとめます

  • 都心からもアクセスが良い(高速使えば1時間程度)
  • 街が近いので買い物は便利(街が近いのでスーパー・ホムセンあります)
  • トイレ、炊事場などキャンプ場内の設備はきれいで快適
  • サイトはどこもきれいに整地されているので、初心者でもキャンプしやすい。キャンプ練習にも最適!
  • 敷地内に小川があるので、ファミリー層にもオススメ(サワガニも取れるようです)
  • ソロキャンプサイトもあってソロキャンパーはリーズナブルにキャンプを楽しめる
  • 他のサイトでも割り勘にしたらお安い(特にバイカーは追加駐車料も不要)
  • 桂木ゆずエールは旨いのでビール好きは飲んで正解! 製造は麻原酒造
  • ゆず味噌と谷中しょうがの組み合わせは間違いない! 販売は毛呂山レインボーパーク直売所

近い!安い!気持ちいい!

どこぞの牛丼屋のコピーみたいですが、総じて満足度が高いキャンプ場だと感じました。
あまり知られて欲しくないくらいですが、超絶オススメなので気になったら行ってみてくださいね。

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